仔犬印について
「仔犬印」こと本間製作所は1951年の創業し、主に業務用の厨房製品を手掛けてきた新潟は燕三条のメーカーです。
自社での製品の企画にはじまり、金型から一貫して作ることができる工場があります。
業務用の製品は、徹底した機能性を求められるもの。その機能性を実現するには「声を聞く」ことは特に大事なことでもあります。
実際に使うプロや現場の意見を伺い、とにかく使いやすく丈夫であることに誠実でなければ、長きに渡り信頼を頂くことができないのです。
「一日に200食、300食もつくるような調理の現場では、たとえば料理がくっつくようなことがあるとそこで作業が止まってしまうんですよね。だから見た目の派手さや小手先のギミックよりも本質的な使いやすさ、機能は絶対に優先させているんです」
自らラフスケッチを描き、製品の企画から取り組む代表の本間社長。その思想は現場の職人もまた同じ、試行錯誤を繰り返し、高い技術力で理想の形を実現しています。
仔犬印の製品は、細かなところまで職人の手作業で作られています。
もちろん今回の「深型行平鍋」もその一つ。たとえば表面のつや消し仕上げは、機能的かつ美しく仕上がるよう、一つ一つ職人の眼と手で仕上げられているものです。
「機能的であること」と「見た目が美しいこと」は、時として袂を分かつことではありますが、私たちは機能を優先しつつ、美しいものを作ることに心血をそそいでいるのです。
声を聞いて、地道に改良を重ねる。
仔犬印が世に送り出す製品の数々が頂いてきた信頼は、数十年にわたり蓄積されてきた金型の量からも推し量ることができます。
たとえ製品の見た目が殆ど変わらなくても、派手なことでなくても地道に改良を重ねることで「使いやすさ」を実現してきたという自負が、私たちにはあります。
仔犬印の「声を聞く」というスタンスは、家庭向けの製品でもまた同じこと。
わたしたち仔犬印はいつでも皆さまのお声をお待ちしておりますので、ご意見ご要望がありましたらお寄せください。